大変多くの方に好評のマスワリ育成コースの仕組み

講師:日本コーチングプロビリヤード協会 コーチングプロ 町田 直(元JPBA)
現在の生徒数 : 65名 2022.1月
年齢 : 9歳〜83歳
クラス : 初心者 〜 SA級
・目の使い方、筋肉の使い方を覚えて確実にレベルアップ
・どんなスポーツも関節の動きをコントロールする事で最大のパフォーマンスを発揮できます
かれこれ20年ほど前、私も初心者でした。私の練習は毎日センターショットとボウラードで2時間。その後、華台で撞ているA級の人たちのプレイを2時間観察。この繰り返しでマスワリを出すまで1年かかりました。この練習量からすると、はっきり言って遅い方です。さらに2回目のマスワリまでは、そこから半年もかかりました。そして1日練習を休むと、初心者に戻るくらい酷かったです。今思えば、”無駄”なことをしていたなと思います。”無駄”ならまだ良い方で一番問題なのは、変な癖が付くことです。私の場合は癖の塊だったのです。
鏡を見たりビデオを撮ったり、トッププロの動画を見たりと色々試してみましたが、根本的にフォームが固い。ストロークが汚い。という状態が続きました。
私は体が固いので、もう限界なのかなと思っていました。
そんなとき、気分転換にビリヤードは素人の鍼師の友人とビリヤードをしたことを機に考えが変わりました。
彼は体もそんなに柔らかくなかったのですが、私よりフォームが綺麗でストロークも滑らかだったのです。
私は初心に戻って、素人の彼に質問しました。
私「何かスポーツしてた??」
友人「いや、そうじゃないんだけど、ビリヤードで必要な筋肉を考えると○○筋と○○筋の使い方が大事かなって」
私はこのとき、その筋肉がどのことなのか、全く聞いたことのない名前で理解できませんでした。
それから身体理論を勉強しはじめて色々なことを学び、ついに限界と思っていた自分を超えることが出来たのです。
そして筋肉の使い方を広めるためにレッスンをスタートさせました。
ところが、筋肉の使い方を教えていっても上手くなる生徒さんは3割程度だったのです。まずぶつかった問題が、毎日教えないとすぐに元に戻ってしまう。ということです。自分の癖を取るときは当然毎日練習していました。しかしレッスンでは最短でも週1しか教えられません。
そこでどうすれば教えたことが継続されるのか、たどり着いたのが記憶の仕組みです。脳の仕組みは全て解明されていなくても、週1のレッスンで成果を出すには十分なほどでした。
こうして効率的にできるようになったおかげで約8割の方に成果が出るようになりました。つまり5人に4人は成果が出ている状態です。
このときもマスワリ育成コースを公開していたのですがこの段階ではまだ2割の方には成果が出ていなかったのです。5人に1人は効果無しというと結構多いですよね。
そしてこの答えが目の使い方でした。5人に1人の方は、そもそも真っ直ぐ見ることが出来ないのです。筋肉の使い方、脳の仕組み、そしてマンツーマンレッスン。どうやってもマスワリが近づいてきませんでした。
これは本当に大変でした。
そしておそらくこの部分を教えれる人は少ないのではないでしょうか。
少なくとも私は20年以上ビリヤードをしていますが、まだ出会ったことがありません。
私もここまで完成するのに、レッスンを始めてから9年かかりました。
利き目と反対の目の下にキューを置く人
利き目よりもさらに外でキューを置く人
真っ直ぐがわからない人
視野角が30度しか見えない人
片目が見えない人
どなたでも改善できます
目について英語の文献や、目の専門家、他のスポーツや武道、色々な情報を手に入れて試していった結果、ついに成果が出たのです。
そして目の使い方を最初に教えたほうが全員に有効ということが判り、月2回のレッスンでマスワリが出来るコースが完成しました。